キリコケタ/へシュス・アルツェと仲間たちを聴く。
時間つぶしに、ふと入った
中古屋田口商店で、
買えと、
ジャケットが呼んでたんです。
台の上に置いた四本の材木に、
二人の奏者が、
50センチほどの撥を垂直に落下させて、
音を出すというシンプルな楽器、
チャパルタの演奏がメインです。
教会の鐘、ピアノなど取り入れて、
伝統を一歩踏み出しつつ、
彼らの、バスクの、
文化歴史を音にしています。
いくつかの演奏は、
ジェゴクや、
バンブーガムランに近いです。
7曲目の山鶉と言う曲では、
聖歌隊?の透明なコーラスがはいり、
多少違和感を、おぼえます。
日本人には。年少者による澄み切ったコーラスって、
血縁に無いような気がするのですがどうでしょう。
広くアジア圏を考えても、浮かばないのですが。
アルバムタイトルは、
いまは失われたチャラパルタの原型と見られる楽器の名前との事。