fukuoka musica

福岡からlive情報を中心に

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ナベサダを発見


スピーク・トゥ・ロンリネス
日野皓正
ライヴ・イン・コンサート
LIVE IN CONCERT 

1975年4月に行われた日野皓正送迎ライブ。
日野元彦
板橋文夫
渡辺貞夫などの、
豪華メンバーが燃え盛っていてかっこいい。
日野さんは今も凄く熱いのですが、
ナベサダが意外なほど燃え盛ってます。
この方はかっこ良かったんですね。

1975年ですから、
時期的にクロスオーヴァー入ってますので、
どジャズではないのですが、
ロック系の人も面白いんではないかと思います。


同じツアーでの根室公演は、更に凄いらしい、
見つけたら聴いてみよう。



そんで、
ナベサダ聴こうと思い、
手を出したのが、
ケニヤ・ヤ・アフリカ

ケニヤのインテリ層による音楽グループと、
ナベサダのバンドのセッション。
これは、アフリカから連想するような、
ルーツ探求とはまったく別で、
(そもそもアメリカ黒人との血縁が希薄な地域であるらしい)
研究者的なディープルンバみたいなモダングループと一緒に、
新しいものを産み出そうとした試みみたいです。
1973年の発売ですが、
今聴くとクラブ系のサウンドみたいで、
とても踊れる。
音は明るくてポリリズムで、
ブルースな重苦しさは無いです。


板橋文夫さんも各地でセッションして、
ソレを音源にしていますが、
そのての旅先セッションにありがちな、
熱気で暴走する感じはなく、
構築されている印象が強いです。

調子に乗って次に聴いたのが、
渡辺貞夫&チャーリー・マリアーノ イベリアン・ワルツ
バークレー留学時代の恩師とのセッション。
和物を取り入れて、スピリチュアルなサウンドや、
現代音楽的な事をやってます、
まるでイメージと違うナベサダでした。
面白いけど、通して聴くと、
やや頭でっかちで疲れる部分があります。


しかしここらへん、
以外と入手難だったりするんですね。
イベリアン・ワルツ?サダオ&チャーリー(紙ジャケット仕様)
これは普通に発売してるけど。